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インドの手伝い君 S君のテレビ(4)執着!?

S君のテレビの修理をお願いした二人ともが、そのテレビを買いたい、と言ってきている。

自分で直せるなら儲かる?のかな?
同じサイズのものが新品なら13,000ルピーだそうだ。

彼の貴重なお金。
3,000ルピーは取り戻せたら、と思うのだが、
それでは修理して 売っても まるで儲けがないらしい。

せめて半分の1,500ルピーでと 懇意の電気屋さんに頼んでいるのだが…
思い切って5,000ルピーの修理費をかけ、8,500ルピーのテレビを村に持ち帰るか。

どちらがS君の望むことなのだろう。
今一つ彼の気持ちがつかめない。

テレビを抱きしめ…
私をたじろがせるほどの「執着」と見えたのは…錯覚だったのだろうか。

更に5,000ルピーの修理費がかかる、と知った後の彼の諦めっぷりの良さは
子供故なのか、転生を信じるヒンデュー教徒故なのか…
どうとらえていいか迷っている…。

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by sapnabb | 2012-04-17 21:09 | ★インドよりメッセージ

デリーの猫  うちの場合?

サプナのベランダの端は小さな花壇(と、言えるほどのものではないが)になっている。

気が付いたら、
そこに母猫と3匹の子猫が出現していた。

気が付いたら、
母猫の姿を見なくなり、

気が付いたら、
2匹の子猫の姿はなく
一番ひ弱そうだった1匹が…まだ声が出ないのだろうか…声を立てずに鳴いていた。

私を見ると…口を開け怖い顔で威嚇する。

あっぱれ! あっぱれ! 頑張って大きくなるんだぞ!!
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by sapnabb | 2012-04-16 15:24 | ★インドよりメッセージ

インドの化け猫  

小さなS君がうちに来た頃は 丁度、猫のランデブーシーズンだった。

夜中に、S君とランちゃんの寝ている屋根の上で、猫が騒ぎ出したらしい。
ニャゴニャゴ ドタバタ ミャーミャー 大騒ぎだったらしい…

と、S君は「お化けだ」と大泣きして…大変だった、と、とランちゃん。

話を聞くと…

その下で寝ている人(A)を殺したい、と思う人(B)が、猫に思いを託す*

Aの先祖がAを守るために他の猫に乗り移ってBの猫と戦ってくれる…らしい。

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*この時、猫そのものに直接思いを託すのか、
すでに亡くなった先祖の霊を通して託すのか不明 
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by sapnabb | 2012-04-14 17:49 | ★インドよりメッセージ

インドの猫 ビハールの村の場合

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ランちゃんの村では、犬より猫の方が断然多いそうだ。

野良の子犬には 犬が大きくなっても 自分チのご飯が余ればあげるけど、
村では、猫には…それが子猫にだって誰も餌をあげないよ。
猫は自分で餌を盗んで食べるんだ。

学校に行く時や畑に行く時に、猫が目の前を横切ると、
その日は きっとよくないことが起こるんだ。

病人のいる家の屋根で猫が鳴くと、その病人はきっと死ぬんだよ。

猫をいじめたりしたら、きっと祟られるんだよ。

猫より怖いのはフクロウ!!
フクロウが家の屋根にとまって鳴くと、その家は絶えちゃうんだよ。

そう言う家を知っている?

うん、あの家はそうだったって聞いたことあるけど…
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by sapnabb | 2012-04-14 17:22 | ★インドよりメッセージ

インドの猫 デリーの場合

時々お客さんに訊かれることがある…
インドには猫はいないの?

実際、野良犬があちこちで堂々と寝そべっているのに、
この辺りでは猫を見かけることはほとんどない。

人を見ても犬は惰眠をむさぼり続けるが、
人影を感じただけで 猫は ネズミを見つけたかのように…脱猫と化す。

たまに、犬の置物や絵画の中に犬の姿を見かけるが、
猫を見た記憶がない…のは、私が犬派だからばかりが理由ではないだろう。
犬を嫌うイスラム教徒は紙でかわいい猫の置物を作る。

ヒンデュー社会で犬は市民権を獲得している? 猫は???

デリーでは あまり猫を見かけないね? と インドの人に尋ねると…

「朝、出勤しようと道を歩いていて、猫が前を横ぎったら、
一度家に戻り、出直しよ。
だって縁起が悪いもの…。
契約がうまく結べなかったり、
交通事故に遭ったり…きっと何か悪いことが起こるのよ。
それが黒猫なら最悪よね!!」

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by sapnabb | 2012-04-14 17:05 | ★インドよりメッセージ

インドの手伝い君 S君のテレビ(3)

何時も来てくれている電気の修理屋さんでは IC 関係のものは直せない、とのことで、
彼の紹介してくれた電気屋さんが見に来てくれた。
チェックするだけで500ルピー!! とのこと。

で、曰く…これを修理するには更に5000ルピー必要だと…
聞いた途端、S君は泣き出したらしい。

で、修理屋さん曰く…俺にこれを1000ルピーで売れよ、と。

S君は テレビが欲しいと思っただけで、2500ルピーの損!?

ランちゃんは…
修理屋は 
3000ルピーもする部品代も払わず、
僅か1000ルピーで買って、高く売るつもりなんだ、と憤慨する。
が、
直す事の出来ない私達には「ごみ」に過ぎない。

そりゃ、自分の1か月分のお給料を失うのだから迷うだろう。
S君はまだその映らないテレビを抱えている。


インドでも「技術」に対してお金が払われるようになってきている。
故障個所を見に来るだけで、出張費を取るところが多くなってきている。

門前の小僧で、見よう見まね。
何時の間にか電気修理屋さんになれた時代は終わろうとしているのだろう。

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by sapnabb | 2012-04-14 16:13 | ★インドよりメッセージ

インドの新手!?

夕方、もう一つのサプナに向かって歩いていると
丁度 サプナの前で 大きな大きな…途方もなく大きな泣き声がしていた。
脳が酸欠を起こすのではないか、と心配になるほどの大声と、
リズムを持って途切れることなく、泣きに泣き続けている事への驚きで、
何事か…と つい近づいて行った。

見ると
一人の若い男の人が塀に寄りかかり座り込んで、泣いている。
棒の先に色褪せた沢山の「綿あめ」をくくりつけ、それに縋るように泣き続けている。

周りは人だかり。
それぞれの家…二階の人も三階の住人もベランダに出て眺めている。

なんでも 750ルピーもの大金を 二人組の男にむしり取られたとか。

野次馬の中には、綿あめ売りがそんな大金を稼げるのか、と問うものもあった。

泣き声を上げながら、1日の稼ぎじゃないんだ、2日も3日もの稼ぎを溜めていたんだ、と。

と…一人のお手伝いさんが彼に近寄り
100ルピーはうちの奥さんから、もう100ルピーは私から…あげるからもう泣かないで!!

私はただただその声の大きさに驚き、その持続性に感嘆し、
涙の跡がないのに感心するばかり…。

翌日、ランちゃんにその話をすると、
同じ日の少し前に ここのサプナの前でも 綿あめ売りは泣いていて
近所の奥さんからお金をもらっていた って…。

なるほど、同じ通り…10か20メーターの直線上…とは
又 ずいぶん手近で済ませたものだ。

で、商売になるところがいい…。

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菱の実
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by sapnabb | 2012-04-07 00:45 | ★インドよりメッセージ

インドの手伝い君 S君の虫

村から新しいお手伝いさんが来ると、最初に注意することは
「手を洗いなさい」その手をよく「拭きなさい」の二点に尽きる。

S君は村の多く子同様に お腹に「虫」がいるんだそうです。
彼の母親はずいぶん虫下しを飲ませたそうですが、
排除には至らぬままデリーに着いてしまい…
故に お腹がしばしば痛くなっちゃいます。

お腹が痛い…と何度かランちゃんに連れられて病院へ。

何度か薬をもらい、
いっぱい出たよ!!と、やっと元気になったと思ったら、
今度は廻っている扇風機に指を突っ込み、怪我。
見ると、
ざっくりとは切れていないので、よく洗わせてから バンドエイド。

水仕事をさせずに様子を見ていると…
朝ご飯を食べ 再始業時間になると、
今度は怪我をした所の上に モノを落としたとか、そこを何処かにぶっけたとかで…
半べそ。
又 ランちゃんと病院へ行き、大きな包帯を巻いてもらってきた。
が、それも午後には取れてしまっていた…

子供にとって 回る扇風機は
つい指を突っ込みたくなってしまうものなんだろうけど…
次はナニをしでかすか…

その前にやっぱり彼をよく眼の届く両親のもとに返すのが良策だろう。

…と言うわけで、来てから今まで、
彼の心意気はともかく…私からすると、満足に働いてもらった日がありません。

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by sapnabb | 2012-04-06 23:48 | ★インドよりメッセージ

インドの手伝い君 S君のテレビ(2)

ランちゃんが電気屋の前を通ると、
「おまえんチに新しいチビが来ただろう。
そいつにテレビの修理を頼まれたよ」と声を掛けられたそうです。

なんと…私達に止められることを恐れるあまり、
彼は既に自分で…私の!!テレビを電気屋に持って行って、修理を頼んできていたのです!!
部品代が3000で修理費が500で、合計3500ルピー!!
彼の1か月分の給料です。*
それなのに修理に関しては、なんの保証もなく、見えなくなったらそれまでとのこと。

で、ランちゃんはその場で 修理の取り消しを頼んだそうですが、
部品を購入しちゃったからお金は返せない、と言われたそうです。

彼は村を出る時に買ったばかりの携帯電話を売って、そのお金を作ったんだそうです。

修理が終わり、大喜びでテレビを持ってきましたが…
案の定!?もうテレビは電源も入らないそうです。

出入りの電気屋さんに見せるように言っていますが…直るのかな…。
直ならなかったら、こんなちびのお金…お切ないなぁ…。


*昔人間の私にしたら こんなちびちゃんに破格の給料です。
しかし今でも…たぶん普通はこの半分くらいかな…。
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by sapnabb | 2012-04-06 17:47 | ★インドよりメッセージ

インドの手伝い君 S君のテレビ(1)

インド・デリーでのお泊りは日本人経営で安心の宿・サプナへ

昼休みにテレビを見ていたら、煙を吐いて、画面が消えてしまったらしい。
このテレビはまだ村に普及していない(らしい)薄型。

彼の頭の中で、何処でどうしてそうなったのか、私にはまったく想像もつかないが、
壊れたテレビだから貰える…となったらしい…。

突然、「テレビが壊れた。壊れたテレビを僕に頂戴」と元気よく言ってきた。

電気屋さんに見せて、修理費が余りかからないようなら直して使用するすから…
と…
その大きな目でじっと私を見つめる。
その目は「このテレビは僕のモノなのに、ナニを言っているんだろう」と語る。

テレビは何処?
ランちゃんが、「彼の部屋」と。

彼の部屋?
あげるなんて一言も言ってないよ。とりあえず下の倉庫に入れて置きなさい。

その大きな目からは涙がしたたり落ちそう…
僕のモノなのに…その目は私に語りかける。

そばで聞いていたランちゃんが 電気屋さんに訊いたら、
煙が出たんだったら、修理に3000~4000ルピーかかるって言っていたよ、と。

そんなに(6000円から8000円)出すなら、きっとで新しいテレビが買えるだろうから、
ランちゃん、彼を電気屋さんに連れて行って値段を本人に確認させてやって…と私。

ところが…

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by sapnabb | 2012-04-02 04:32 | ★インドよりメッセージ