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インド 神の住む町:バンガロール

インド・デリーでのお泊りは日本人経営で安心のサプナへ

若い友人の結婚式に…とバンガロールへ出かけたのは4月中旬のこと。
標高920mのここは 年中クーラーなしで過ごせる気候の良いところ、と訊いていたが、
この時期のバンガロールをデリーと比べると
少し気温が高く、花の咲き方も1週間から10日ほど早い感じ…
つまりバンガロールの方が先に夏に近づいている感じだった。

カルナータカ州の州都であるバンガロールは
インドのシリコンバレーと言われている。 ので 近代都市?を想像して行った…が…。

私の宿泊先は旧市街に当たるのだろうか…碁盤の目の中にあった。
この辺りは道幅が狭く、街路樹の下に多くの露店が並んでいる。
花を商う店が圧倒的に多い。
店番をしつつ…南インドの女性が髪に結ぶ香りのよい花(ジャスミン)を
一輪づつ糸に通す…なんとも根気のいる作業をする女性達が座して並ぶ。
神様に奉げる花、ヒンデューの儀式に使うバナナやマンゴーの葉を売る店が並ぶ。
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信仰が根付いている!?
その上、街中の寺院で こんな姿を垣間見たら…(一周忌のための儀式とか…)
この街全体が信仰の中にあるかのような錯覚を起こす…
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日本で…浅草の浅草寺付近しか歩かなければ、東京の印象が違うように、
私の滞在先が偶然そうだったのだろうが…
神様と一緒に住んでいるかのような…この穏やかな街がすっかり気に入った。

この街で結婚した二人は きっと神の大きな祝福のもと幸福になるに違いない…

識字率 インド第2位
人口 インド第3位
人口増加率は 2001年から2011年の10間で46.68%、年平均で約3.9%とインド第一位 
バンガロールは「茹でた豆の街」? 
ウイキペディアより
# by sapnabb | 2014-05-24 01:28 | ★インドよりメッセージ

インドの樹:波羅蜜(ハラミツ)

インド・デリーでのお泊りは日本人経営で安心のサプナへ

散歩している時に…
民家の狭い庭先に「ジャックフルーツ」が生っているのに気付きギョッとした。

これもインド辺が原産らしいが、
この実に限らず、時に、この辺りの実の生り方は 幹から直接、
まさに「ニョッキリ」と生え…そのダイナミックさに圧倒されるような思いがする…。
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私はこの実を見るとジャックとの名からの連想なのか、
「ジャックと豆の樹」の「鬼の棍棒」(鬼が持ってたよね?)を条件反射のように思い出す。
だってこれで殴られたら本当に痛そうだもの…
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世界で一番大きな果物と言われ、40~50キロになるものもあるそうだ。
…成人が木にぶら下がっているようなものだねぇ…
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北インドではこれを料理して食べることが多く、
南インドのバンガロールで、私は初めてフルーツとして道端で食べた。

花の時期を知らず…残念…
# by sapnabb | 2014-05-23 23:59 | ★インドよりメッセージ

インド・リシケシの犬

インド・デリーでのお泊りは日本人経営で安心のサプナへ

リシケシのレストランに行くと、よく犬が寝そべっている。
飼い犬?と訊くと…否と…
だけど「名」はある…
我が家のようにしていても 餌は誰彼から調達してるんだって…。
人と犬の距離がすごく近い感じ…。

ある子犬が軽トラックにひかれた時…
それを見た人達が10Rsや50Rs…自分が出せる金額を出し合って
獣医さんに見せたことで…彼は命拾い。
だけど彼の下半身は動かないまま…
丁度雨期に入り、彼は濡れ鼠で…傷口が化膿していたって…

皆心の中で誰かが助けてやってくれないか…って祈っていたって…

そのうちの一人がついに我慢?しきれずに自宅に連れ帰ったって… 
そしたらその人の元に…
この薬を使ってくださいってわざわざ持って来てくれる人がいたり
助かってよかった…と感謝しつつ彼に会いに来てくれる人がいたり…したって

この強運を持った犬は「ハロー」ちゃんと名づけられ
お腹に布を回し それで下半身を吊上げてもらって 
毎日、1時間以上も前足だけで散歩…元気だって!!

きっとインドだけではなくこうした話は世界中にあるんだろうけど…
私は信仰の町、神に近い町リシケシならではの話のように聞いた…。
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これはハローちゃんじゃない。リシケシの猿。犬に限らずここでは猿と人との距離も近い。
# by sapnabb | 2014-05-23 22:20 | ★インドよりメッセージ

サプナ通信 3月号 2014

インド・デリーでのお泊りは日本人経営で安心のサプナへ

日本はそろそろ桜の頃でしょうか?
ホーリー(3/17)が終りデリーも急速に気温が上がりだしています。

先日、知人の案内でオールドデリーに出かけ、ヒンデュー寺院にある
日本製の「マジョルカ タイル」なるものを見せて頂きました。

100年近く前に 英国のそれを模して 
主に美濃辺りで焼かれた凹凸のあるそのタイルの製造は 
大変手間の掛るもので、当時は非常に高価な品だったそうです。

情報の限られた時代に クリシュナやシヴァ神、
あるいは目にしたこともない花々を絵付けしたり 焼いたりしていた人々は…
インドをどのように思い描いていたのでしょうか? 

デリー辺りでは 
寺院のみではなく、家の外壁にはめ込まれていたり…と…
今もあちこちで結構目にすることが出来るそうです。

一緒に覗いてみませんか? 100年前の日本人のインドを…。
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# by sapnabb | 2014-04-27 00:13 | ★インドよりメッセージ

インド 第三の性:ヒジュラ

インド・デリーでのお泊りは日本人経営で安心のサプナへ

賑やかな太鼓の音に誘われて表に出ると…
途端に…音楽が止み 
丁度その家から出て来たヒジュラと鉢合わせ。

私は…
こんな綺麗なヒジュラを見たのは始めて!!
胸も大きく髭もない!!

大慌てで…写真を撮ってもいい?
私のブログやfbに載せてもいい?と訊くと…
TK(OK)!!

ヒジュラになるために去勢手術を受けることはあるが、
性別適合手術を受けることはない…と書いてあったりするが
手術受けてるよね!? 

前の家の結婚式に乗り込んできていた彼ら…否、彼女ら…。
興味本位に…いくら貰ったの? と近くの誰彼に訊くと…。
5万ルピーも!! 大卒の初任給を超えるご祝儀!?を貰ったって!!

なぜこんな大金を払うか…って…
彼等には子供を授ける力があると…信じられている…
つまり彼らに逆らうことで彼らに呪われ、
子供が授からないと困るから、と言うことらしい。
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ヒジュラまたはヒジュラ―:
南アジアにおいては、男性でも女性でもない第三の性を意味している。
ヒンディー語・ウルドゥー語では「半陰陽、両性具有者」を意味する。
殆どが性別適合手術は受けないが、
「真の」ヒジュラーとなるために去勢を受けることがある。
ヒジュラーは
導師たるグルと弟子たるチェーラの間の関係に特徴づけられる。
彼等は「ヒジュラーの家族」となる過程を通して次第に女性的になっていく。
グルはチェーラに自身の姓を与え、自分の娘の様に扱い、構成員はお互いを女性名で呼び合う。
チェーラはグルへ自分の収入を施し、
通常は3人から15人ほどでひとつの家庭のように生活している。
ウィキペディアより
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# by sapnabb | 2014-02-15 21:58 | ★インドよりメッセージ