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デリーの朝

朝一番早いのは「パン屋」のおじおさん…の歌はヨーロッパの朝?
日本だったら…その昔だったら、「お豆腐屋」さん?

デリーのこのあたりでは、花屋さん。次が果物屋さん。新聞屋さん、そして八百屋さんの順かな。

花屋さんと果物屋さんが早いのは、
ヒンデュー教徒は 神様に祈りをささげることから1日を始めるからです。

花屋さんは各家の門柱にマリーゴールドのレイを掛けて行きます。

リヤカーを引いた果物売りは、果物の名を連呼して歩きます。

早朝にはお坊さんの姿もよく見かけます。
朝の祈りの時に、毎朝、お坊さんを呼ぶ家が数にしてどのくらいなのか、想像もつきませんが・・・
思いめぐらすと、あの家にもこの家にも入っていくお坊さんの姿を見ます。

うろ覚えですが、
日本で、仏様に花と線香、果物やお菓子をささげるのは 仏教の伝来とともにインドから伝わった風習、
と聞いたことがあります。
新聞配達が遅いのは、インド人の朝が遅いからかな…?
新聞を配達すると言うより、弾みをつけて投げ込んでいきます。
二階、三階の家はそこのベランダ目がけて投げるので、
窓ガラスとかに当たりとても大きな音がします。

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うちは一階で前に庭があります。
そこに表から新聞を投げるので、植木がみな倒れ、折れてしまいます。
酷いじゃない!!と文句。
やっと玄関先に投げてくれるようになりました。が、
雨の日もお構いなしなので、時々新聞がぬれ鼠。
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by sapnabb | 2010-08-15 15:23 | ★インドよりメッセージ

ランちゃんの事件簿(携帯電話)

最近は皆携帯を持っています。 
手伝い君達の携帯にもカメラがついたり、音楽が聞けたり。
2,3年前から急に街にあふれるようになりました。
6億台…と耳にしたような気がします。

以前は電気屋さんや水道屋さんの前でたむろして客待ちをしていた、
あるいはそれぞれの職業を象徴する道具を下げて、道端でアピールしていた水道屋さんや大工さんに直に連絡がつくようになり、私達は大助かりです。携帯によって彼らの生活も大きく変化してきているのでは、と思います。

出稼ぎの多いデリーで電話は村の家族との唯一の絆。
ランちゃんも欲しくてなりません。

ランちゃんのお父さんが村から「麦刈りの出稼ぎ」に行った帰路デリーに寄り、ランちゃんに携帯を買ってくれました。
嬉しくて嬉しくていましたが…3日後には無くなって?消えて?しまいました。

触るなにもかもが金に変わる王様もいれば、緑の指を持ち、触れば植物がすくすく育つ人もいる。
何故かランちゃんが触ると、モノは壊れたり、無くなったり…してしまいます。

携帯が欲しいから買ってくれ、と言います。
自分のお金で買いなさい。
1年間その携帯を維持していられたら、その購入代金を出してあげるから…と約束。

まだ2か月経つか経たないかの…その大事な携帯が…

リヤカーの八百屋さんへお使いに行った時のこと。
買い物を済ませて戻ろうとした時に、携帯がないのに気がつきました。

ラン   「携帯を見なかった?」
八百屋 「俺がお前の携帯を知るわけがないだろう。ば~~か」

ランチちゃんは考えました。

自分がこの場を離れている隙に、携帯のスイッチを切られたら、お終いだ。

で、携帯を手に歩いて来る男の人に、自分の携帯に電話してくれるように頼みました。

なんとホウレンソウの下で携帯が鳴り響いたそうです。

八百屋 「おまえがそんなところに突っ込んだんだろう!!」と…。

なんにしても見つかって良かった。

八百屋と言えば…こんなこともありました。
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by sapnabb | 2010-08-13 22:20 | ★インドよりメッセージ

ランちゃんの塾2

 昼休みにTVばかり見ていないで、勉強しなさい、と言ってみたところで、勉強をしたことがないランちゃんが勉強の仕方を知らないのは当然です。知識こそ財産、なんて言ってみたところで、お腹が膨れるわけでもありません。 

 塾へ行きたいなら、その為の時間はなんとしても作るようにしましょう。約束します。 
 まず、何処にどのような塾があるか(徒歩が条件)授業料がいくらか、調べてらっしゃい。
 
 ただし授業料はランちゃん持ち!!です。

 と…ランちゃんは 急にト~ンダウンしてししまいました。
 
 せっかく勉強の方法を身につける機会を失わせてしまったのでしょうか?
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by sapnabb | 2010-08-07 22:42 | ★インドよりメッセージ

ランちゃんの塾

 今日、校長先生がランちゃんに、上級クラスへの進学は少し難しいかもしれない、と言ったとか。
 そう、公立校の場合、(小)学校は5年生が最上で、この先は別の学校(中学・高校)に7年間、12年生まで行くのがインド式です。
 
 たった3,4か月前には、同じ先生に「上の学校に行くんでしょ。頑張ってね。」と言われたばかりなのに…。
 
 ランちゃんには2つの問題があります。ひとつは動かしがたい事実としての「学力」。
 もう一つが「年齢」です。 
 
 学力に関しては、ランちゃんは、「他の子はもっとできないんだよ。だけどみんな行くんだから、僕も大丈夫」
と妙な確信を持っています。 が、先生は 上級へ行きたいなら、家庭教師 か 塾へ行くように言ったそうです。
 
 先生はすぐ、家庭教師 あるいは 塾へ行くように言います。

 ランちゃんの話を聞いていると、ここでの授業とは、問題が出され、それぞれのノートにその答えを書いたのを一人一人の生徒が先生のところにチックしてもらう事のようです。
 その多くの場合、先生は問題を出すと、教室を出て行ってしまうので、正誤の確認はされないままのようです。
 授業中に何の説明もなく、問題だけを出されるに近い状態のようです。

 ランちゃんの教科書に目を通すと実によくできています、。が、聞くところによると、授業しないばかりではなく、教師に「教授」のノウハウがないのが公立校の現実だそうです。

 ですから、親が教えられなければ・・・公立校へ通わせている親の多くはたぶん文盲だと思われます…わからないところを「補う」、と言うより、基礎を理解するためには、塾か、家庭教師をつけなければなりません。
 ランちゃんでさえ、村にいた時に、2,3か月塾に通った、と言います。このあたりの子も皆通っているのかもしれません。
 
 さて、もう一人最近働きだした子(20歳?)も字を習いたい、と思っていたところへ、ランちゃんのこの塾の話。 
 二人で行きたい…と言ってきました。
  
 私の答えは???
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by sapnabb | 2010-08-07 18:41 | ★インドよりメッセージ

ランちゃんが2年生の時。

そうそう、ランちゃんが2年生の時にこんなことがありました。

公立校は教科書、制服、靴、給食費無料が原則です。
ランちゃんは学校へ通いだして半年後にやっと教科書こそもらいましたが、制服その他は自前です。

で、やっと学校から制服の青のYシャツと紺のズボンの「布」をもらってきたことがあります。
その縫製代として、200ルピーも一緒にもらってきました。
ちゃんと受け取りにサインさせられそうです。

ところがしばらくすると、先生があれは間違いだったからと、全員に返金すように言いだしました。
えっ?!

公立校へ子供を通わせている多くの家では、制服をテーラー(道端にミシンを一台置き、ブラウスなどを作ることから継ぎ接ぎ、裾上げ、なんでもこなします) に作らせるだけの余裕がありません。

第一、一度手にしたお金。生活費に使ってしまい返金できない家が多いんじゃないかな?

何故、一度渡したお金を回収するようなことが起こったんでしょう?
何の説明もありません。

ランちゃんを含めた私達の憶測は一つ。
学校の誰かがそのお金を着服するために…違いありません。

ランちゃんと話し合ってしばらく様子を見よう、ということになりました。

すると、全員に返金するように言っていたのが、
この年の新入生からだけ、約半分の110ルピーを回収する事になった、と。
ランちゃんは2年生とは言え、新入生。返金しなくてはなりません。何度か返金を迫られたそうです。
お金を返すことし、返金時に、返金の領収書の発行を求めましたがうやむやにされたそうです。

日本なら「ありえない!!」と言い放ってしまえることが、ここでは「さもありなん」と思わせられてしまいます。
これらは、インド的、と面白がれる故に、現実を無視して、現代の神話となって独り歩きしているだけなのでしょうか? これに関してはそうあって欲しい、と思います。
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by sapnabb | 2010-08-04 20:12 | ★インドよりメッセージ

ランちゃん学校

うかうかしている間に、1年以上が過ぎてしまいました。(光陰矢のごとし…)

で、ランちゃんはなんと2年生から5年生(在学している学校の最上学年)になりました。
公立校には飛び級の制度がないとのことで、校長先生の指示で、ランちゃんの名前をちょっと変えました。
その名もジャンジットとのお手軽さで、またもやインチキ書類(一応公正証書)を作って提出しました。

ランちゃんはまだ「ちゃん)がピッタリですが、すっかり少年ぽくなり、元気に学校に通っています。

相変わらず先生はめったに教室に来ないようです。来ても課題を与えるだけで消え、その後に課題をチェックすることもないそうです。

2年生の時は 教科はヒンディ語、算数、英語の三教科が主で、英語は近くの学校(教科を英語で教えている)の学生が教えに来てくれていたようです。

5年生になっても体育の授業ってないみたい。社会や理科の教科書はあるのに、授業は行われてない様子。
つい最近、ランちゃんにとっての初めての図工の授業がありました。なんでもデリー州の絵画コンクールに出展する作品を選ぶためとか。なんと最高作品には5千ルピーもの賞金が州から出るんだって。と、目を輝かせても、絵って難しい…なぁ…とランちゃん。
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by sapnabb | 2010-08-04 19:08 | ★インドよりメッセージ