インドの朝の公園 1)信仰
(デリーの宿サプナ)
散歩する人たちが思いのほか大勢いる。 彼等のうちには歩きながら、立ち止まり、昇る太陽に手を合わせる人がいる。 公園を入ってすぐのところに 1本の大きなインドボダイジュの木があり、 その下には 小さな神様が祭られている。 その前を通過するだけの人も大勢いるし、立ち止まり手を合わせるだけの人もいる。 ある人は灯りを供え、ある人は食べものを供える。 祈る人たちは その前に靴を脱ぎ、神に祈る。 彼等が真摯に祈る様子を見ると、こちらまで心が現れるような気がする。 …と書くと、神聖=綺麗な場所を想像しがちだが… 家に祭っていた神様を替えると、神様をごみとして出すわけにもいかず、 そこに置きざりにするから何体もの神様が思い思いの方向に、 散乱状態でお休みになっていらっしゃる。 神様に奉げた花や食べ物がそのまま朽ちて芥となっている。 信仰者にとって場所の清浄は 祈りとは別なものなのだろうか? …と書いて… 今朝公園に行ったら、 インドボダイジュの前に80センチほどの背丈の木が生垣のように植えられ 神様像が見えなくなっていた。 インドでも神様の居場所が狭められつつあるのだろうか…。
by sapnabb
| 2012-09-27 13:54
| ★インドよりメッセージ
|
カテゴリ
以前の記事
2014年 08月
2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 02月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 10月 2010年 08月 2009年 12月 2009年 09月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2007年 12月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 05月 2006年 04月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 09月 2005年 06月 フォロー中のブログ
その他のジャンル
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||