インドの結婚 ランちゃんの場合 4

殴り込み事件以来、ランは 村長に言い続けていたそうな。

彼女がその結婚を嫌がっていたから
それならデリーで働きなよ。一緒にデリーに行こう、と言っただけ。
彼女と結婚するつもりもないし、彼女を売っちゃうつもりなんてもちろんない、と。
 

又、村長は殴り込み以来 ずっと ランの両親を学校の1室に閉じ込め、
…食事は、村の誰かが運んでいたらしい…
ランを彼女と結婚させるように両親に強制し続け
そう、「うん」と言うまで出さない、と脅かしていたそうな。

さて、裁判?の日が来た。
彼女の村から彼女の家族と彼女の村の*パンチャーヤット、
ランの村からランの家族と村のパンチャーヤットが…
それぞれの村の中間の村で一同に会したそうな。

まず、それぞれの「つもり」を訊かれたそうな。

ランは、彼女を助けるつもりだっただけで、結婚のつもりはない、と言ったそうな。

彼女も あの結婚が嫌だから、デリーに働きに行くつもりだった。
ランと結婚するつもりはない、と言ったそうな。

彼女の親たちは ランは 娘をかどわかし、売るつもりだ…と主張し続けたそうな。

ランの親は ランは彼女に仕事を世話しただけだ、と言い続けたそうな。


それぞれの親たちにも本人たちにも結婚の意志がない、にもかかわらず、
どうして結婚となったか…

ヒンデュー社会、 殊にビハールの村では
まだ…男女7歳にして席を同じくしない…が強く生きているらしい。
年頃の男女が話をしただけで、結婚しなくちゃならないのが 今もっての村の掟!?
駆け落ち?かどわかし?恋愛をするようなふしだらな奴は 村の恥。
自分たちの村の名誉を守るためには、
ふしだら、不名誉なことはなかった、とするためには、奴らを結婚させるしかない!!
…となったのかな???


ランちゃんの淡い恋心、恋への憧れは
パンチャーヤットの杖の一振りで、 
15,16歳の少年が背負うには大きな「インドの村の現実」にすり替わってしまった!?


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by sapnabb | 2012-04-27 18:57 | ★インドよりメッセージ
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