インドの結婚 ランちゃんの場合 1

この2月にランちゃんは村に帰省した。

毎年2月、サプナは他の月より少し忙しい…ので、帰郷は3月にして、と頼んだのだが…
色よい返事がもらえない。

何故この時期じゃなくちゃならないの?
答えない…。

その時、ふっと「結婚」するのかな? との思いが頭をかすめた。


ランちゃんの村のあるビハール州は 幼児婚 の風習がある。

うちに働きに来た「子供」のような少年でも 結婚している人たちが多かった。

彼等は皆、妻子を自分の両親の元において出稼ぎに来ている。
夫 不在の間の 舅姑と嫁との諍いの話はよく聞く。
彼らが家族と共に過ごせるのは、つまり村に「滞在!?」出来るのは 
1年のうちのわずか1,2カ月。

ランちゃんには、二人の妹がいる。
彼女たちの持参金の用意もランちゃんの係。
ランちゃんの土地に今 家を建てているが、
その建築費もランちゃんが頼り。
その他、
牝牛が死んだから、次の子牛を買わなくっちゃ…
井戸を掘らなくっちゃならない…
畑にまく種も買わなくっちゃ…
次々と…なにもかも…
家族でただ一人 現金収入を得ているランちゃんの肩に圧し掛かっている。

ランちゃんの家から金送れコールが始まる度に…
まず、二人の妹の結婚資金を用意しなさい。
自分の家を建てるのはその次。
その上で、家族は一緒に暮らすのが一番いいんだから、
自分の村で生活出来るような、「生活手段」を見つけなさい!!
自分の結婚は その後!!
…と私は自説をお説教していた。

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by sapnabb | 2012-04-17 22:12 | ★インドよりメッセージ
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