インドの新手!?

夕方、もう一つのサプナに向かって歩いていると
丁度 サプナの前で 大きな大きな…途方もなく大きな泣き声がしていた。
脳が酸欠を起こすのではないか、と心配になるほどの大声と、
リズムを持って途切れることなく、泣きに泣き続けている事への驚きで、
何事か…と つい近づいて行った。

見ると
一人の若い男の人が塀に寄りかかり座り込んで、泣いている。
棒の先に色褪せた沢山の「綿あめ」をくくりつけ、それに縋るように泣き続けている。

周りは人だかり。
それぞれの家…二階の人も三階の住人もベランダに出て眺めている。

なんでも 750ルピーもの大金を 二人組の男にむしり取られたとか。

野次馬の中には、綿あめ売りがそんな大金を稼げるのか、と問うものもあった。

泣き声を上げながら、1日の稼ぎじゃないんだ、2日も3日もの稼ぎを溜めていたんだ、と。

と…一人のお手伝いさんが彼に近寄り
100ルピーはうちの奥さんから、もう100ルピーは私から…あげるからもう泣かないで!!

私はただただその声の大きさに驚き、その持続性に感嘆し、
涙の跡がないのに感心するばかり…。

翌日、ランちゃんにその話をすると、
同じ日の少し前に ここのサプナの前でも 綿あめ売りは泣いていて
近所の奥さんからお金をもらっていた って…。

なるほど、同じ通り…10か20メーターの直線上…とは
又 ずいぶん手近で済ませたものだ。

で、商売になるところがいい…。

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菱の実
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by sapnabb | 2012-04-07 00:45 | ★インドよりメッセージ
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