小包・縫製屋さん

手伝い君と二人、小包を縫ってくれるところを捜しに行った。

「あすこだ」と言われた所は休み。
次に「そこだよ」と言われたが、
何しろ知らなくても知らない、と答えるのは相手に失礼!?と考える親切な?国民性?
で、荷を置き、まずは私が偵察に。

ありました。
おじいさんが昼寝中。

「うん、やるよ」とおじいさん。

「ミシンの針に糸を通してくれ」と。
手伝い君が通す。

「鋏はどこか」とあちこち手探り。
手伝い君が探し渡す。

「布の上に荷を置いてくれ」と。
手伝い君が置く。

布を何処で切るか…迷うおじいさんに、
手伝い君がこの辺だろう、と言う。

これはお前の仕事だろう、とは言わない。

私はこうした「余裕」に魅かれる。
百年前もこのように時間が流れていたのだろう…。

が…待ち切れずに、後を手伝い君に託して帰宅。

30分以上してから 手伝い君から電話…。

「おまえは俺の金をネコババした」
「マダム(私)は、500ルピーをお前に渡して行った筈だ」
「500をよこせ!! 500が俺の金だ!!」とおじいさんが騒いでいる…と。

そう、私はおじいさんに払うようにと300ルピー。
送料として500ルピー札を何枚か手伝い君に渡していた。

おじいさんは見ていたんだね。
100ルピー札は「青色」。500ルピー札は「黄色」だから分かりやすい。

で、おじいさんはインド式手段に訴えた。
つまり大声で自分の正当性を周りに訴え始めた。

たちまち野次馬の群れに囲まれ手伝い君は大慌て。で、電話。

野次馬の一人に電話を替わってもらい
私は彼に300しか払う気がないことを伝え、一件落着。

帰宅後の手伝い君が言う。
最後に袋を閉じたのも手伝い君だった、と…。

わたしゃ、このおじいさんみたいなしたたかさが嫌じゃない。
生きるってこんな感じなんだろう…と思う。
すごいぞ!! 頑張れ!! 
[PR]
by sapnabb | 2011-04-08 13:34 | ★インドよりメッセージ
<< 公務員も世襲? 郵便局・小包 >>