インド動物事情 牛
本当に道に牛がいるんだぁ、と言われると、
見慣れた牛もちょっと立派に見えたりします。 町中に牛が溢れているって言うほどではないけど、 あちこちで見かけます。 特にゴミ捨て場は牛の大食堂。 牛と野良犬が争うように食事しています。 「牛には飼い主がいるの?」 乳のでる雌牛は飼い主がいますが、彼女達もごみ捨て場が好き。 「乳のでなくなった牛」と「雄牛」はデリーでは野良です。 インドで牛は神様なのにゴミを食べるの…です。 エンドウ豆のサヤや野菜くず等をまとめて牛のために置いてあるのを目にします。 シバ神の日である月曜日には家の残飯ではなく、 牛のためのロティを焼く家が多いようです。 蟻のために巣の周りに粉をまく人もいます。 犬にロティをあげている近所の奥さんを犬好きと思いこんでいました。 が、実は犬は苦手… 近くに牛がいないので、野良犬にあげていたんだ、と知ったのはかなり後でした。 シバの日に動物に餌を上げると、来世で食べ物に困らない、とか。 牛が自分の売り野菜の屋台に首を突っ込み、 思いっきりパクついたらどうします? 棒で思いっきり殴って追い払っているおばさんを見た時… 「神様にこんなことしていいの?」と驚いた後、 すぐに「そりゃ当然」と思った私の来世は? ヒンディ語には総称としての「牛」に当たる言葉がないのかな? メス牛は ガーエ オス牛は べール 種牛は サンル メスの水牛は ベーンス オスの水牛は ベーンサー 牛(ナンディ)は、シバ神の乗り物だから崇められていると思い込んでいた。 が、「ナンディ」は、シバ神の門番らしい。 うちの手伝い君の村では…と、手伝い君の話… シバ神の牛は実は奇形の雄牛で、その名を「マハーディブ」と言う。 家にもし奇形のオス牛が生まれると、 「マハーディブ」として、高く売れるのだが、 我が家に来た福の神として、仕事もさせず大事に育てる…とか。 牛をつれて托鉢をしている出家僧をこの辺りでも時々目にする。 手伝い君に言わせると、あの牛は奇形らしい。 しかし…辞書によると「マハーディブ」はシバ神の別名、とある。 どなたかご教授願いたい。
by sapnabb
| 2011-01-23 20:59
| ★インドよりメッセージ
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