ランちゃん事件簿・八百屋さん

若い手伝い君が入りました。
ランちゃんには、2、3歳年上のパーンや煙草を吸う彼がカッコよく見えるようです。 
その服すごく似合うね、なんて言っているのが聞こえます。

さて、この二人でリヤカーの八百屋にお使いに行った時のことです。

ランちゃんはすぐそばで違う買い物をしながら、彼を見ていたそうです。

と、彼は まず100ルピーを八百屋さんに渡しました。
それから買い物をし、彼がおつりを請求すると…
八百屋さんは 「おまえこそ金払え。1ルピーも受け取ってないぞ」 と…。

彼は 「最初に渡しただろう」 と八百屋に殴りかかったそうです。

こんなのもインド映画のヒーロー風で、ランちゃんにはかっこよく見えたのかもしれません…

ランちゃんは殴らないよう止めつつ、彼に加勢して、舌戦を展開したようですが、証拠?水掛け論です。

二人で興奮して帰宅し、私に一緒に行くように言います。
が、私にしてもその場にいたのではないので、話の付けようがありません。

「買い物の際には、先にお金を渡さないように」と二人に言うほかはありません。


ランちゃんは 大人の手伝い君よりいろんな目に会います。

これは政府の八百屋での出来事ですが…

ランちゃんが買い物をして来て…店員さんが、秤に手を置いて重量を増していた…と言います。
レシートには重さが記されていたので、計りなおすと、どれも記されているよりずっと軽量です。

ランちゃんには…家に持って帰って、品物を抜き取ってから、重さが足りなかった、と言う人もいるかもしれないんだから、その場で言わなくちゃ駄目だ…と言いつつ…ランちゃんと一緒にその八百屋に行きました。

しかし今度の場合も相手が認めなければそれまでのことですし、私としたらこの子の後ろには口うるさい婆がいるんだぞ。「今後は気をつけろよ!!」くらいのつもりでした。

店主を外に呼んで、事情を話しました。店主は店内に入り、その時の係を呼びました。
と…その係はお客さんの前で なんと言ったと思います?

ランちゃんが秤のそばにバナナ立てかけたからだ…と…。

この答えをどう思いますか?

ランちゃんを子供と見くびってするのではない、ぼ~~として係に任せていたら、誰に対してもそうするんだ、ととランちゃんは言います。
確かに「生き馬の目も抜く」所も大いにありますが、 私には「貧乏な子供」たぶん「文盲の子供」と見くびってのことのように感じられます。

近くのスーパーマーケットにお使いに行ったランちゃんからSOSの電話がありました。

おつりがないから、お金を細かくしてから来い、とキャッシャーに言われ、お金を崩して戻ると、1、2ルピーのおつりがないから、更に小さくして来い、と言われたと…。

私が行き、マネージャーを呼んで、と言うと、マネージャーが来るまでもなく、すぐ解決。
しかし、もしランちゃんがマネージャーを、と言っても誰も相手にしてくれないでしょう。
が、たぶん、中産階級以上の子供であれば、マネージャーを呼ぶこともできるでしょうし、それ以前に、おつりを用意して来い、なんて言われないのがインド・・・だと感じるのは私の偏見でしょうか。












 
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by sapnabb | 2010-10-08 19:41 | ★インドよりメッセージ
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